Processingで音楽に合わせて円を描画した
前回、Unicessingを触ったのでせっかくなので、Processingを触ってみた。ジェネラティブアートをつくるというよりは、個人的にはメディアに関連さえせて使いたいなーと思ってたところ、けそうだったのでためしてみた。
今回つくったもの
www.youtube.com
www.youtube.com
アイネクライネのPVが好きすぎて、この気持ちをなんとか表現したいなーと思っていたところ、Processingを勉強する中で高速フーリエ変換の使い方を学んだので、これを使ってアイネクライネのPVとProcessingをMIXしてみた。
※ほんとうは、アイネクライネの音楽をインプットにしていろいろやっていたのですが、著作権的にあげちゃ駄目なんじゃ・・・と思いPVと作品を別々であげました。ぜひ2つの動画を同じタイミングで再生してみてほしいです。
使用した環境
- Processing 3.3.7
書いたコード
読んだ本
Processing クリエイティブ・コーディング入門 - コードが生み出す創造表現
- 作者: 田所淳
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 大型本
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[普及版]ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド
- 作者: マット・ピアソン,Matt Pearson,久保田晃弘,沖啓介
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2014/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Processingで書いた処理
今回、音源を読み込む処理はProcessingのSoundライブラリをインポートして実装。画像の読み込みもPImageクラスを使用して描画した。今回はスペクトラムを2000倍ほどした値を半径にして、さらにその値に左の円はrandomで0.3 - 0.7 、右の円はrandom で 0.4 - 0.6 をかけている。これは、左右対象だと面白みがないのですこし値を変えて円の直径に差を出すようにしている。
着想としては、アイネクライネのPVにでてくる男性が左の円で女性が右の円。アイネクライネのPVだと悲しんでいる女性の前に男性が現れているので、男性側は温かみのある色にしたかったのと、女性はすごく純粋な感じがしたので白っぽくなるように調整した。自分がやってるのはジェネラティブアートとは違うと思うので、この【調整】というのが大事になってくるのかなと思った。
感想
音楽のビジュアライズってすごく面白い。音楽に合わせた動画をつくるのもいいけど、本当に音楽の音色をビジュアライズできたら音楽+別の表現でMVの良さがもっと出せるんじゃないかなーと思った。調べてたらデータのビジュアライズ化とかもあったので、これも試してみたい。